海洋酸性化

海水の水素イオン濃度指数(pH)が低下する現象である

 

「海洋酸性化」

 

が進んでいます。

 

化石燃料の燃焼などによって、大量の二酸化炭素が排出されると、海に溶け込むCO₂の量も増える。

 

その結果、化学反応が起きて酸性化が進む。

 

気象庁によると、世界の海洋の表面海水はpHが約8.1の弱アルカリ性だが、その値は徐々に低下し、酸性化へと傾きつつある。

 

今世紀末には、海洋のpHは7.7程度まで低下する恐れがある。

 

酸性化が進むと、貝類やサンゴなどの生物は殻や骨格を作るのが難しくなる。

 

出典 朝日新聞3月15日より一部抜粋

 

世界各国での脱炭素の一層の努力が求められます。