DAC

昨日の御話の続きになります。

 

DAC=ダイレクト・エア・キャプチャー

 

大気に存在する、CO₂を直接回収する事。

 

国際エネルギー機関(IEA)の20年の報告書によると、DAC装置は、世界15か所で稼働している。

 

先行するのは、米ビル&メリンダ・ゲイツ財団が出資するスイスのクライムワークスや、米エクソンモービルと提携した米グローバル・サーモスタットなど欧米勢だ。

 

クライム社は17年に、チューリヒで世界で初めて商用化に成功し、今年はアイスランドで年4000トン回収できる装置を稼働させた。

 

DACによる回収量は、世界15か所で年9000トン以上だった。

 

18年の全世界の排出量335億トンと比べて少ないものの、IEAはDACの回収量は50年に年1億トン、70年に7億トンに膨らむとみている。

 

出典 日本経済新聞12月4日より一部抜粋

 

日本でも、ようやくDACに着手する動きが出てきました。長期的な視点で、この分野の成長を見ていく必要があります。