医療器材のリサイクル

手術などで用いる使い捨て医療器材のリサイクルに向け、医療業界が動き始めた。

 

昨年国が制度を作ったのを受けて、メーカーや滅菌業者が協議会を立ち上げ、普及に取り組む。新品並みの品質を持つ安価な中古品が広がれば医療費削減につながる可能性がある。

 

協議会は、米国の医療器材リサイクル大手の日本法人を含む9社で結成。東京で2日会見した松本謙一理事長(サクラグローバルホールディング会長)は、「目的は医療制度の有効活用や安全管理。医療廃棄物の削減にもなる。」と語った。

 

会員企業は、早ければ2018年度中に第一号の販売を目指すという。

 

出典 朝日新聞2月3日より一部抜粋

 

これまでは法規制がなく、医療機関の独断で滅菌して再使用したケースが相次いで発覚していたという現実がありました。これを機会に安全性を保ち、良い方向に進んで欲しいと思います。