サウジアラビアやエジプトなどの国々が、カタールとの国交を断絶して3か月が過ぎた。アラブ諸国の間に生じた亀裂は収拾の糸口が見えない。
サウジは大産油国であり、カタールは世界最大の液化天然ガス(LNG)の生産国だ。産油地帯であるペルシャ湾の不安定化は世界経済に重大な影響をもたらす。(画像は化石燃料をイメージしたもの。版権フリー)
この地域に原油やLNGを頼る日本にとっても他人事ではない。河野太郎外相がカタールやサウジなど中東を訪問中だ。発電所や空港、都市交通など日本企業が関与する大型プロジェクトも多い。
日本は、サウジともカタールとも話が出来る関係を活かし、解決を求める国際社会の声を大きくしていかねばならない。
出典 日本経済新聞9月10日より 一部抜粋
日本のエネルギー問題は、まだまだ石油・石炭・天然ガス(化石燃料)を活用していく必要があり、中東との良好な関係を保つ事が大事になってきます。