COP25

米国はパリ協定からの離脱を国連に通告した。

 

来月スペインで開かれる第25回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP25)への影響を、専門家はどうみているか?

 

昨年12月にポーランドで開かれたCOP24を現地で見守った、世界自然保護基金(WWF)ジャパンの小西雅子さんは

 

「米国は少なくとも今までよりは仕事がしにくくなるだろう。ただCOPは技術的なことを粛々と決める場なので、米国が離脱手続きを進めていても、何事もなかったように進むと思う」

 

と話す。

 

京都議定書では、先進国のみに排出削減義務が課されたために、米国が締結しなかった経緯がある。

 

共通ルールなら、米国が将来的に、パリ協定に再び戻ることになった際にも、ハードルが低いとみられている。

 

出典 朝日新聞11月14日より一部抜粋

 

CO₂排出が、世界第2位のアメリカが本気で取り組まないと、今後の世界規模の気候危機は乗り越えられません。これからの動向を注視する必要があります。