自動車排ガス規制

自動車の環境規制を独自に定めることが出来る、米カリフォルニア州の権限を、トランプ米政権が撤廃すると表明したことに対し、同州などは20日、これを認めないよう求める訴訟を米連邦地裁に起こした。

 

米国の排ガス規制の行方に、不透明感が増している。

 

カリフォルニア州は、排ガスや燃費など自動車の環境規制について、連邦レベルより厳しい基準を独自に設ける権限が認められ、他の13州と首都ワシントンもこれに準じる仕組みがある。

 

環境規制の骨抜きを進めるトランプ大統領は18日、この権限をなくすと表明。

 

連邦政府が定める一つの基準に、全米が従う事になるとしていた。

 

大手自動車メーカーは、基準の統一化を求めてきた。

 

ただ、すでにカリフォルニア州などの規制を踏まえて商品開発を進めてきたため、トランプ政権が提案する緩い規制への逆戻りには反対論が根強い。

 

出典 朝日新聞9月22日より一部抜粋

 

アメリカの自動車の排ガス規制の政策を、今後も注視して行きたいと思います。