「観光公害」と呼ばれる問題も浮上している。
(画像は自然のイメージ。版権フリー。本文とは直接関係はございません。)
世界自然遺産の北海道・知床。
観光客の増加で自然保護と地域振興のバランスが問われるようになった。
貴重な植物が踏み荒らされることや、エサやりによるヒグマの人慣れも問題の一つとされる。
地元自治体や関係団体でつくる協議会は11年、期間を定めて地上遊歩道の立ち入り人数を制限。
有料ガイドの同行や事前レクチャーの受講も義務付けた。
「当初は規制やお金がかかることで、観光客の減少を危惧した」
とNPO法人知床斜里町観光協会の新村武志・統括部長。
ただ、知床の自然に対し、来訪者の満足度は高いという。
「環境保護と観光振興は対立する面はあると思う。それぞれの立場で話し合って答えを見つけるしかない」と話す。
出典 朝日新聞5月13日より一部抜粋
環境保護と観光振興に関するマナーを、参加者や私達は身につける必要があります。