さらば石炭鉄道

国内唯一の石炭運搬専用鉄道が3月末で運休する。

 

今も坑内堀りが続く北海道釧路市で、SLからディーゼル機関車へと姿を変えながら1世紀近く走り続けてきた。

 

釧路では一部の家庭で、地元の石炭を暖房に使っている。

 

しかしながら、家庭向けの販売も終わる。

 

戦後の復興を支えた「黒いダイヤ」の記憶は遠ざかるばかりだ。

 

エネルギーの主力が石炭から石油に代わり、次々と閉山した。

 

炭鉱は鉄道輸送がなければ成り立たないものだった。

 

釧路の石炭産業は、生産と輸送の両面の技術革新によって支えられた。

 

関係者は、後世に語り継ぐべき価値がある。と話す。

 

出典 朝日新聞3月25日より一部抜粋

 

石炭・石油・自然エネルギーへという、歴史の流れを認識していかないといけません。