世界湖沼会議

湖沼会議は、ほぼ2年に1回、世界各国で開かれる国際会議で、17回目の今回は茨城県つくば市で開かれます。

 

研究者らで作る「国際湖沼環境委員会」や茨城県が主催し、約50か国から約4千人が集まり、世界中の「湖沼」を救う知恵を出し合います。

 

湖や沼は水たまりの大きなものです。普通、深いものを湖、浅いものを沼と言いますが、きちんとした区別はありません。

 

会議では、まとめて湖沼と呼んでいます。湖沼は文明を映し出す鏡だと言われています。

 

環境省が2016年度に調べた全国の湖沼187か所のうち、半分近くは国の環境基準を満たしていませんでした。監視を強める琵琶湖や霞が浦など11の「指定湖沼」は全て基準に達していません。

 

過剰な開発にブレーキを掛け、私達の生活を問い直すことも必要でしょう。

 

出典 朝日小学生新聞10月15日より一部抜粋

 

環境基準を何とかクリア出来るように、地道な取り組みが必要です。