給食コスト

学校給食向けの食材会社が、冷蔵保存用に設定されていた賞味期限が切れた冷凍鶏肉を東京都内の小中学校に格安で出荷していた問題で、品川区保健所は、食品衛生法の元、同社に立ち入り調査に入った。

 

区保健所によると、担当者は、賞味期限切れの鶏肉を学校に販売していたことを認めたという。

 

この食材会社によると、購入時に冷蔵用に設定した賞味期限を過ぎていた肉もあり、仕入れ価格は1キロ300円と通常の半分以下だった。

 

学校には、同社が通常販売する鶏肉よりも4割ほど安い1キロ700円で売っていたという。

 

「学校側から、より安い品を求められていた。需要はあった。」担当者は賞味期限切れ鶏肉の販売の動機について語った。食材費の高騰から、学校現場はより安い食材を業者に求める。それでも間に合わず、給食費を上げる自治体も多い。

 

「保護者が負担する給食費は簡単には値上げできない。一方、業者は学校側との関係を保ちたいので、不正が起きやすい要素はある」と関係者は話す。

 

出典 朝日新聞8月10日より一部抜粋

 

食材費の高騰が、学校給食に影響を及ぼしております。何か良い解決方法を探って行かないといけません。