7月猛暑

日本列島は広い範囲で、猛烈な暑さが続いている。岐阜県多治見市では、18日、40.7度を記録し、今年の全国最高気温に。

 

7月に40度を超えたのは甲府市で40.4度を記録した2004年7月以来で、異例の早期猛暑となった。

 

太平洋高気圧の上にチベット高気圧が重なるように列島を覆う「2層構造」が猛暑の原因だ。19日以降7月下旬まで続く見通しで、「猛暑商戦」が熱を帯びる。

 

西の大陸側からチベット高気圧が日本列島の上空1万5千キロメートルまで張り出し、2つの高気圧が積み重なり巨大化した「2層構造」が発生。

 

高気圧の中で下降する気流が生じ、地表近くの空気を強く押し出すことで空気の内部が熱を帯び、気温が上昇して暑くなるというわけだ。巨大な高気圧の上空ではより雲が出来にくく、直接日光が地表に照り付けることも気温上昇の一因となっている。

 

出典 日本経済新聞7月19日より一部抜粋

 

エアコン・アイス・室内レジャーなど、猛暑商戦は熱を帯びていますが、私達は健康に配慮しないといけません。