夏の北極

北極の夏の気温が、2016年までの15年間で約2度上昇し、乾燥化も進んでいることが、海洋研究開発機構などのグループの研究で分かった。

 

その結果、02年から16年までの15年間で、6~8月の夏の気温が約2度上昇していたことが分かった。一方、年平均気温は上がっている兆候はなく、季節による寒暖差が広がっているとみられるという。

 

また、湿地や土壌水分、地下水など陸域の貯水量は、15年間で約1100億トン少なくなった可能性があり、乾燥が進んでいることも分かった。

 

北極の海氷面積が縮小していることが背景にあると考えられる。気温が上昇すると土壌の水分が蒸発して乾燥し、それがさらに気温上昇を招くサイクルになっているようだ。と専門家は見ている。

 

出典 朝日新聞3月13日より一部抜粋

 

時々、北極の様子をこのブログでも記載しておりますが、状況が少しでも上向いて欲しいところです。