サウジアラムコ

サウジアラビアの国営会社「サウジアラムコ」のアミン・ナセル社長兼最高経営責任者CEOは、都内で日本経済新聞記者と会見した。

 

原油販売への依存を減らすため、原油から水素を取り出す技術で日本企業と協議に入ったと明らかにした。アジアで石油化学工場などへの投資も加速する。

 

史上最大規模となる新規株式公開IPOは、2018年後半をめどに実行する。と言明した。

英仏を中心に、将来のガソリン車販売を禁じる方針を打ち出すなど脱化石燃料の流れは加速している。

 

このため、将来の柱の一つとして温暖化ガスを排出しない水素の利用拡大に向け「原油から水素を取り出す技術の実用化を日本企業と議論している」と述べた。

 

出典 日本経済新聞1月31日より一部抜粋

 

サウジアラビアというと原油のイメージが強いのですが、将来を見据えた選択・決断だと思われます。世界のエネルギー事情の変化を注視していきたいと思います。