食料廃棄に関して

2014年、国連から320万トンの食料が困っている国々に提供された一方で、日本では621万トンのまだ食べられる食料が廃棄されました。

 

国連の推計によると、世界中で年間13億トンの食糧が廃棄され、それは世界の食糧生産量の3分の1に相当します。

 

日本で食品ロスが生じている大きな原因のひとつに、より新しいものを求める消費者心理があります。日本の古い製品は、たとえ賞味期限や消費期限前であっても売れ残り、最終的に廃棄されてしまうのです。

 

問題を憂慮した一部の食品メーカーや小売業者は、賞味期限の表示から日付をなくすことを計画しています。フードバンクは、企業から賞味期限内の食品を寄贈してもらい、困っている人々に再供給しています。

 

ものを粗末にしない「もったいない」という気持ちを私たち一人一人が、あと少し持つ事で、社会や世界を変えられるかもしれません。

 

出典 日本経済新聞1月20日より一部抜粋

 

私自身も反省しないといけない点が多々あり、このような現状に耳を傾むけて、食のありがたみを感じないといけません。