永久凍土の中の動物

地球温暖化の影響で永久凍土が溶け始めた。耕作可能な農地が広がったり、マンモスなどの化石が露出して見つけやすくなったりする一方で、メタンなどの温暖化ガスが放出されて温暖化を加速する恐れがある。

 

マンモスやケサイなどの大型の草食動物が氷漬けの状態で見つかっている。約1万年前に絶滅した「ホラアナライオン」がシベリアで見つかり、ロシアと日本で解析が進んでいる。

 

詳しい姿や生態はほとんど分かっていない。ただ気候の変化だけでは説明できないことも多く、絶滅した原因は特定されていない。「ホラアナライオンやその時代の生き物の絶滅の原因を知ることは、今後の地球環境がどう変化するのかを予測できるようになることにつながるかもしれない」と期待する。

 

出典 日本経済新聞1月7日より一部抜粋

 

様々な生態系と動物の関連性の解明が待たれます。