地産地消のバイオコークス

台所から出るゴミを使い、「バイオコークス」と呼ばれる固形燃料を作る研究が進んでいます。(画像はゴミのイメージ。本文とは直接関係はございません。版権フリー)

 

バイオコークスは植物由来の廃棄物からつくる固形燃料だ。近畿大バイコークス研究所の井田民男教授が開発した。硬く高温に耐えられ、長時間燃焼できるのが特徴で、鉄鋼業で使われる石炭コークスに代わる再生可能なエネルギーとして期待されている。

 

コーヒー以外にも、お茶かす、バナナの皮、リンゴジュースの搾りかすや花びら、竹、木など様々な原料から製造できる。地産地消の活用は、バイオコークスを使えるストーブなど身近な機器の開発も必要だ。

 

17年度からは、マクドナルドとモスバーガーもこの実証実験に新たに加わる。プロジェクトに参加する3社の各店舗では、分別のルールの作成や徹底に取り組む。スターバックスコーヒージャパン広報部によると、将来的には店舗のストーブ燃料とし、店から出たゴミで作ったバイオコークスの活用も検討中だ。

 

今後の課題として、コスト削減、運搬費用削減、バイオコークスを有効活用できる機器の開発などです。

 

出典 朝日新聞11月26日より一部抜粋

 

将来に向けて、ぜひ進めてい欲しいプロジェクトの一つですね!