太陽電池

太陽光発電は、非常にメジャーですが、私達の日常生活において、暮らしの中で発電できないか? 探していたところ、変わった記事を見つけました。

 

耐水性が高くて伸縮性に優れ、シャツに貼り付けて洗濯も可能。こんな太陽電池を理化学研究所の福田憲二郎研究員らが開発した。

 

引き延ばした透明のゴムシート2枚の間に、そっと極薄の太陽電池フィルムを挟み込む。力を緩めるとフィルムは蛇腹状に縮む。5cm角の大きさで約15ミリワット発電する。発光ダイオードLED素子なら十分光る。

 

固い金属のシリコンの代わりに有機化合物を使って発電する。引っ張るとちぎれ、長時間水にぬらすと使えなくなるが、ゴムシートで挟むことで耐久性と耐水性を高めた。2時間水に浸しても、性能はほとんど落ちず、曲げたり引き延ばしたりしても発電するという。福田研究員は「水性ペンで汚しても、洗えば元の性能に戻る。」と話す。

 

企業と組んで5年後の実用化を目指す。「衣服に縫い込んで血圧や体温、心拍数を測るセンサーの電源として応用したい」と福田研究員は意気込む。

 

出典 日本経済新聞10月15日 より一部抜粋

 

実現可能に向けて、頑張って欲しい研究の一つですね!