水俣条約

水銀を規制する水俣条約の締約国会議が、スイス・ジュネーブで約150の国・地域が参加して9月下旬に開かれました。

 

水俣条約は2013年に採択され、大気中への水銀の排出削減や、使用量を減らす事、水銀を含む廃棄物を適切に処理、保管する事が定められている。

 

鉱山の有無や他国との輸出入など、水銀の削減や管理の状況を各国が4年に1回、報告する事が決まった。貿易や処理の一部情報は2年毎になった。途上国で問題となっている小規模金採掘での水銀削減や、廃絶に向けた国家行動計画を作るための指針文書も決定された。

 

出典 朝日新聞10月10日より 一部抜粋

 

日本は、かつて、水銀による健康被害が深刻な問題となりました。日本だけでなく、世界規模でようやく、この問題に向き合うようになってきました。良い方向に進んで行って欲しいと思います。