グリーンランドでの研究

北極圏のグリーンランド北部で、12か国が共同で取り組む研究プロジェクトが続いている。

 

 

深さ2500メートルまで氷を掘り、そこに閉じ込められた気候変動の記録を読み解くのが狙いだ。急速に氷が溶け、流出が止まらない要因とともに、温暖化が進んだ「地球の未来」を探ろうとする試み。今夏、その現場を訪れた。

 

国際プロジェクト「EGRIP」の拠点があり、海から500キロ前後も内陸にあるが、氷が海へ向かって流れている。「表面は1年で約60メートルも動いていた。」とコペンハーゲン大のドーテ・ダールイエンセンさん。流れ始める源流部で、氷を深く掘るのは世界初の試みだ。内部でどのような力が働いているかを調べ、グリーンランドの氷が大量に失われている謎に迫りたいという。

 

出典 朝日新聞 8月23日夕刊 より一部抜粋

 

まだまだ温暖化現象は未知な部分も多く、より詳しいデータの収集が必要ですね。今後の調査に期待したいと思います。