植物工場と農地

政府は、野菜などを屋内で人工的に栽培する植物工場にかかる税負担を軽減する検討に入った。現在は農地をコンクリートで舗装して植物工場を建てた場合、その土地は農地ではなくなり、固定資産税が上がってしまう。舗装しても引き続き、農地と認定できるようにし、工場を運営する企業の税負担を軽くする。最新技術を駆使する企業の参入を後押しし、農業の成長産業化につなげる。ITや栽培技術の進歩で、地面を耕さなくても上質な野菜を生産できるようになった。温度や湿度を調節した室内で天候に左右されずに効率よく栽培でき、糖度や栄養成分を一定に保つ事が出来る。安倍政権は、規制緩和による農業への企業の参入促進を成長戦略の一つに掲げている。農地の解釈変更による税負担の軽減を通じ、農業の成長産業化を急ぐ。

 

出典 日本経済新聞 5月22日より 一部抜粋

 

私も知人から、この話を聞いたことがあったのですが、政府が本腰を入れる事で、農業の発展につながって欲しい。と思います。