ドイツの食品廃棄への取り組み

リサイクル大国ドイツの食品廃棄への取り組みを調べてみました。世界自然保護基金(WWF)によると、ドイツで廃棄されている食品は、年間1800万トン以上。1秒間に313キロの食品が廃棄されている計算になる。(画像は食品イメージ)

ケルンから約600キロ離れたベルリン北東部プレンツラウアーベルク地区に住むフェンジャさんは、廃棄される食品の減少にほんの少しだけ貢献している。活動で利用しているのは、アパートの中庭に置かれた古い冷蔵庫だ。中にあるものはフードシェア出来て、誰でも持って行くことが出来る。ドイツ国内には、こうした冷蔵庫や寄付スポットがあり、その数は大都市を中心に300か所にまで増えている。どれも利用方法は同じだ。欧米諸国で食品が驚くほど大量に廃棄されているのは、消費者だけの責任ではない。メーカーや小売店は小麦をキロ単位、あるいはジャガイモを袋単位で販売するが、購入する側の消費者は、そのうちの少量しか必要としていない場合が多いからだ。

 

AFP時事 5月4日 配信 より

 

日本で、上記のようなドイツと同じことが実現できるかと言えば、難しい部分が多々あります。しかし、他国の一つの参考例として学んでいこうと思います。