三方よし

いよいよ明日に迫ったCSR検定の公式テキストを読み込んでおります。この本で勉強になった言葉は「三方よし」という言葉です。これは、(売り手良し、買い手良し、世間よし)という意味です。自分だけでなく、御客様も満足して、なおかつ社会の役に立つもの。という意味となります。この商道徳は近江商人の精神に通じ、日本的CSRを象徴する言葉として、今もなお語り継がれています。石田梅岩という江戸時代の思想家が以下のように述べています。

「御客様の財布の紐は固い。だからなかなかお金を出してもらえない。しかし商品に値打ちがあり、価格も安く、そのうえサービスが良ければ、必ずお金を出してくれる。すなわち御客様に満足して頂ける働きをすれば、必ず利益は頂ける。その利益が富であり、そのようにして生まれた利益であれば、天下に対して少しも恥じることは無い」と言いました。このような「御客様満足」を大切にする考え方は、「顧客満足の精神」と言われ、今日、世界的企業にとっても経営の原点になっています。(画像はイメージ)

 

CSR検定公式テキスト オルタナ日本財団 より抜粋

 

上記のような考え方自体、これまで知りませんでした。ハードルは高く簡単ではありませんが、上記を理想として頑張って行きたいと思います。