寒波予測

この冬は日本にも、ヨーロッパにも寒波が襲ってきております。寒波の来襲を予測出来れば、被害を軽減出来るはずで、予測の向上には、寒波を送り込む元になる北極圏の観測が重要だと分かってきました。世界の研究機関や観測機関が参加するプロジェクトも始まってきました。世界各国と連携していく動きも出始めております。世界気象機関(WMO)が13年から10年計画で進める極域予測プロジェクト(PPP)もスタートしました。極域での観測強化や気象モデルの改良、予報などの情報の実用化に向けた研究などを進めていく予定です。研究が進めば、短期予報の精度が向上したり、長期の予報も出せるようになったりする成果が期待されます。

 

出典 「朝日新聞2017年2月16日科学コーナー」より 抜粋

 

是非とも精度を向上させて、可能な限り早めに正確に、一般市民に情報を提供してもらいたいですね!