イギリスの環境政策

イギリスのEU離脱により、環境政策にはどのような影響があるのかを調べてみました。イギリスを含めたEUは、環境政策には非常に厳しい基準を設けており、離脱する事で、あらゆる環境政策に対して、人体への健康や地球環境問題に対してのマイナス面が浮き彫りになってきます。

 

イギリスがEUを離脱すると

 

〇EUの厳しい大気汚染基準が緩和されて、イギリスだけで4万人いると言われている大気汚染死亡者が増加する。

 

〇EUの厳しいリサイクル基準が緩和されて、45パーセントあったリサイクル率の低下

 

〇農業において、除虫剤・農薬の解禁

 

〇漁業の乱獲

 

〇優秀な外国人科学者が自国に流出してしまう。イギリス科学のレベル低下。

 

〇ガンや難病・病気・ウイルス等の医療研究の資金を、EUから過去10年で1億7千3百万ドル(約177億円)得ていました。この研究助成金の打ち切り。

 

〇イギリスは気候変動問題に対して、EUの中でもリーダーシップを発揮していた国の一つであり、離脱する事による気候変動への悪影響。

 

上記が挙げられます。経済と移民問題に目が行きがちですが、特に気候変動対策が国内外に与える影響は深刻になる可能性があります。イギリスとEUとの協議は、非常に時間が掛かりそうですが、環境政策も注視していきたいと思います。

 

出典 climatechange.seesaa.net 日本語版 ホームページより

参照 Washington Post   Guardian  National Geographic  Climate Progress