エコ教材

企業が、通常は廃棄するサンプルや不良品などを学校に提供し、環境教育の素材にする取り組みが東京都内の小学校で始まりました。廃棄品を使う工作を通じて、子供にゴミ削減やリサイクルなどへの関心を高めてもらう狙いです。分別しずらく処理に困っていたゴミが有効活用される。という事で企業側も歓迎の意向を示しております。専門家は単発の授業で終わらせず、関連するテーマを軸にした年間の授業計画を練るように学校に提案している。学校でも、このような取り組みを継続的に行う事によって、ゴミの減量やリサイクルの意識を定着させたいという意向を持っています。廃棄物を出来るだけ削減したい企業のニーズに合致し、ゴミが学校教育で役立つという意識を社員に持ってもらえるように、企業側でも啓発していく動きが出始めております。私が小学校時代は、このような取り組みは皆無でした。今後もこの取り組みを見守って行こうと思います。

 

出典 日本経済新聞 2017年1月13日 より