掃除機メーカーと電気自動車

自動車と環境について色々調べている内に、日本であまり知られていない、ユニークな記事を見つけました。イギリスにある、日本でも有名な掃除機のメーカーであるDYSON(ダイソン)が英政府の資金援助の元、新方式のバッテリーを搭載した電気自動車の開発を進行させているとの事です。英政府は、ダイソンによる電気自動車開発プロジェクトのため、約1億7400万ポンド(約280億)の資金を拠出しました。AppleやGoogleが進めている次世代の電気自動車開発競争に、英国企業が名を連ねる事が出来ると期待されています。電気自動車の場合、エンジン車で必要となる部品のほとんどが必要なく、GoogleやAppleなどのような自動車生産のノウハウを持たない企業でも開発が可能になるという利点を有しています。従来は、自動車を作るのは自動車メーカーのみという事が常識でしたが、自動運転技術などは、パソコンメーカーが参入してきたりなど業界を超えての生き残り競争が激しくなってきます。安全面、環境面も含めての、未来の自動車開発に期待したいです。

 

出典 [イギリスbusiness newsline by Tony watkins 2016年3月記事]  より