SUGAR

変わったドキュメンタリー映画を観ました。オーストラリアの映画でタイトルは「SUGAR]、日本語ですと、砂糖の甘くない話というタイトルでした。主人公自らが、60日間スプーン40杯分の糖分を撮り続けるとどのようになるか?というドキュメンタリーでした。食と健康に直結する問題で、90分あっと言う間でした。結論から言うと、砂糖こそ、「あらゆる健康問題の根源の源である!!」衝撃的な内容でした。主人公の男性は76キロ、ウエスト84だったのが、この実験後、体重が8.5キロUP、ウエスト10cm以上up、体脂肪7%upで、肝臓等に悪影響を及ぼし始めているという結果でした。この実験にはジャンクフードは除かれています。スーパー等で日常販売されている、加工食品やお菓子、清涼飲料水等で充分糖分を補給出来てしまいます。運動も週2回実施していました。砂糖を取ると、益々、体や脳が砂糖を欲しがるようになり、体がだるくなる、運動が苦しくなると言った影響があり、私達人類は、大量砂糖消費を受け入れる社会が根付いてしまっている。と訴えていました。また人体の健康への影響と、砂糖の関連を調べる実験や報告の費用や宣伝は、砂糖を大量に使用する御菓子メーカーや清涼飲料メーカーが出資しているという事実を映画内

では言っておりました。私自身、最近、環境エコロジー分野の方々と御話する機会が多いため、野菜・フルーツを多めに摂る食生活に改善しておりますが、今回の砂糖、糖分に関しては、大いに考えさせられるテーマとなりました。最後に、この主人公の人が言っておりました。「砂糖を全く摂るな!とは言わない。ただし摂りすぎるのは良くない。甘いケーキ・お菓子などは特別な場合のみにして、毎日摂りすぎるのは控えるなど注意が必要である」。この主人公も実験後3か月、砂糖ゼロにして元の健康な状態に戻りました。非常に考えさせられる内容でした。