豊洲移転問題

築地市場から豊洲への移転は、今後の東京都の問題点の一つとなってきました。最近では、環境の観点からみても難しい部分が出てきております。豊洲市場(江東区)の敷地では、2008年に環境基準の4万3千倍の有害物質ベンゼンが検出されました。ベンゼンは揮発性で空気中を漂い、魚や野菜につく可能性があります。都は850億円を投じて、土の洗浄や盛り土などの対策工事を実施しました。

(日本経済新聞9月8日より抜粋)

 

 

移転に関しては賛否両論ありますが、現実問題として、衛生面等で築地の老朽化は厳しい状態であり、食の安全を考えると早く解決して欲しいと思います。来年1月の調査を待って判断するという都知事の判断ですが、今年の秋に移転計画をしていた業者との間の違約金の問題など課題が多々あります。無事に問題を少しずつクリアして、私達に安心・安全な食を届けて欲しいですね! 今後もこの築地移転問題を注意深く見守って行きたいと思います!