水素の起源

最近になって、急速に叫ばれている燃料電池ですが、そもそもいつ頃、誰が発明・発見した物なのか?起源を様々な文献から探っております。まずは、水素社会の実現には、燃料電池の実用化が必須です。

現在の燃料電池に通じる最初の燃料電池は、1839年にイギリスのウイリアム・グローブ卿が実験をした装置から始まっています。これは、どの書籍を見ても記載されております。今から約200年前の話です。燃料電池の反応には水素や酸素(気体)と電解質(液体)と電極(個体)との間の充分な大きさの反応面積が必要であるという、燃料電池の反応に関して最も重要で本質的な指摘をしております。そして、実社会での実用化には約200年近く掛かっております。この点については、次回記載したいと思います。