船の仕事に関して

最近になって連日、韓国船スウォン号のニュースが流れるたびに胸が痛みます。そして、同時に船に乗っての仕事をこなす私自身、安全面や船の構造などに全く無関心、無知である自分が怖くなってきております。2年前に長崎~上海に向けての往復船内で、1か月マジックショーの仕事を行っていたのですが、自分の部屋の中に、どこに防護服や救助袋などがあるか、安全事故マニュアルの存在など気にもせずに過ごしておりました。画像のようなスーツケースを4つ程船内に運び込んで、1か月分の生活用品やマジックショーの道具を詰め込んで船に乗り込みました。手荷物検査などは、かなり面倒でしたが、一つ一つの積み荷の重さというのは非常に重要な事だと思い知らされました。幸い私が乗船していた時は、何事も大きなトラブル無く運行しましたが、怖い部分も分かってきました。万が一、船内で食中毒が発生すると、またたくまに乗客に広がる、事故の時の脱出ルートなどを自分から行動して把握しなければいけないという事。もう少し航海についての勉強の必要性を感じました。